紅色ヒーロー 2
![]() | 紅色HERO (2) (マーガレットコミックス (3678)) (2003/10/24) 高梨 みつば 商品詳細を見る |
直球なスポーツ漫画。
主人公ののばらは、老舗の料亭に生まれる。
長女として期待された女将としての能力は
自分の妹の方にあることに早くから気づき、傷つく。
自分の居場所がみつからない。
そう思っていたときに、バレーと出会い
自分にはこれしかない、と生きる意味を見いだす。
バレーをやろうと進学した高校には
女子バレー部がなかった。
それでも、どうしてもあきらめられず
女子バレー部をつくりたい。
その一歩からはじめるのばら。
誰にバカにされても
一人であっても
バレーへの情熱だけで動くのばら。
これぞ、スポーツ漫画。
私はバレーがやりたい。
その一念の強さが胸をうつ。
2巻では、部員が少しづつ集まってくる。
きたねー。燃えるねー。
- [2008/07/13 19:33]
- まんが |
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悪魔とラブソング 4
![]() | 悪魔とラブソング 4 (4) (マーガレットコミックス) (2008/05/23) 桃森 ミヨシ 商品詳細を見る |
思った事を正直に言うがために
その言葉がきつくなってしまうために
周囲とうまくいかず敵を多く作ってしまうマリア。
彼女に悪意はない。
ただ嘘がつけないだけだ。
本当はみんなと仲良くしたいと思っているのに
その方法がわからない。
そんな彼女の正直さを愛するひとが集まってくる
一人、二人と。
やがて、それはクラスに派生する。
正直さにひかれる人たちの気持ちがわかる。
実際、漫画を読んでいても
マリアの言葉にひかれる。
興味もないくせにムリして声をかけるな。
見下したがっているのはそっちだろう。
人の心を敏感に言葉にしてしまう。
それは真実だけど、相手をいらだたせる。
しかし、やがてマリアの気持ちは人を動かす。
マリア自身も、自分の心を言葉にする。
「なかよくなりたい」
「心から好きだとだれかにいってもらえるように」
いつもはりつめた瞳をして
嘘をつかずに自分をも他人をもしらずに追い込んでしまうマリアは
その不器用さがかえって愛しい。
マリアのキャラが秀逸。
- [2008/07/12 19:16]
- まんが |
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君に届け 3
![]() | 君に届け 3 (3) (マーガレットコミックス) (2007/01/25) 椎名 軽穂 商品詳細を見る |
ちづ、あやねと友達になって
毎日が楽しくなる爽子。
爽子の幸せそうな顔をみてると、うれしくなる。
ともだちとすごす時間のひとつひとつが
うれしくて宝物に思える気持ちが、すごくよくわかる。
いままで知らなかった分、
幸せがしみるんだよね。わかるよー。
3巻では、風早君の悩殺ポイントが炸裂。
「嘘。笑って。」
コンビニで何買うの?ってきかれた後の
いたずらっぽそうな笑顔。
爽子に「かぜはや」って呼び捨てにされた後の
笑顔。
そしてなんといっても、サッカーの練習をしに
爽子のところへ行く風早君。
あああああ。
どうして、こうも、笑顔もやることも言葉も
素敵なのーっっ。
クラスで練習する爽子をみたとき
「おさげ」
と笑顔で声をかける。
これ、すっげーうれしいよなあ。
好きな人に髪型をチェックしてもらえるうれしさ。
たった一言で、とてつもないときめき表現してしまう
この力量。
すごいですよ、軽穂さんは。
好きすぎて、全部のページをとりあげたいくらいですが
最後に、くるみちゃんに
「協力して」と言われたあと
爽子は協力したあと悩む展開かな、と思ったら
「ごめん、やっぱりできない
わたしには無理みたい」
とすぐにはっきりと断る。
自分の気持ちに正直に。
くるみちゃんをだますこともできないから。
そのまっすぐさが爽子の魅力だし
無理にこじらせない展開が、すごくよかった。
爽子が、自分のためとかじゃなくて
いつも周りの人たちのためを考えて動く子だから
誠実で一生懸命だから
それを貫いている姿がぶれずに描かれている。
風早くんに何かを望んだりしないんだよな。
欲がなくて。
そんなピュアホワイトさに憧れる。
- [2008/07/08 23:43]
- まんが |
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あぶな坂ホテル
![]() | あぶな坂HOTEL (クイーンズコミックス) (2008/03/19) 萩尾 望都 商品詳細を見る |
この世とあの世のはざまにあるホテル。
行くか戻るかの過渡にある。
ホテルに何度も訪れる女性に、人生の流れを現したり
お互いを思い合い探し合い
最後に離れて行く兄弟を描いたり。
あぶな坂という舞台で描かれる様々なシチュエーションを
あいかわらず、わかりやすく、キレのある内容で描く。
この人は、もうずっとすごいので
すごい短編を読んで、普通に感じたりする。
でも、この短い中に
喪失は欲や哀しみを詰め込む手法はすばらしいんだよな。
読む方が麻痺してるかも。
萩尾望都を読める贅沢をかみしめよう。
- [2008/07/07 23:08]
- まんが |
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うさぎドロップ 1
![]() | うさぎドロップ (1) (FC (380)) (2006/05/19) 宇仁田 ゆみ 商品詳細を見る |
苦労して子育てした、とかいう話を聞くのが嫌いだ。
私が子育てしてなくてその苦労がわからないからか。
自分がどれほど大変な思いをしてきたか語られて
私はそんなにいらない迷惑かける存在だったのか
という思いを強める。
そんな私の共感できる思いが描かれていた。
頭ごなしに子供を子供として見て
どなったり殴ったり
苦労がなくていいね、などと言う。
大人になった私は
子供時代が一番つらかったと思う。
自分の気持ちを語る術ももたず
圧力には屈するしかなく
全ては自分が悪いからだと自分を責め続けた。
そんな環境でしか生きられなかった。
子供は好きだ。
まっすぐ話せば、心がまっすぐに届く。
わがままを言うようでも
一生懸命話せば、わかってくれる。
そのことを知らない大人はとても多い。
あまりに、自分にひきよせようとしすぎていて。
自分がそんな風に接されたらいやだろうに。
祖父の隠し子を育てるようになったダイキチは
気負うことなく一生懸命に
6歳のりんを、人として誠実にみつめようとする。
その寂しさやつらさに、ある日ふときづいて抱きしめたり。
親子でもきっと
一番大切なのって、そういう事じゃないのかな。
子供の頃の私の何がつらかったのか
私の周りの大人は知る事も、知ろうとする事もなかった。
いつか、それは、
あきらめへとたどり着いた。
こどもって
「心の中ではもうずいぶん複雑なこと
考えているんだよね」
そうなんだ。
そういうことをわかっている大人が
いるんだなあ、とちょっと感激した。
- [2008/07/05 14:34]
- まんが |
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