バガボンド 28 

バガボンド 28 (28) (モーニングKC)バガボンド 28 (28) (モーニングKC)
(2008/05/23)
井上 雄彦吉川 英治

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絵が語るので
セリフが少なくても伝わってくるものがある。
バガボンドが始まった頃からうまかったけど
描くごとにまだまだうまくなってるようだ。
すごい人だ。

たぶん、いろんなシーンを描きたくてたまらいんじゃないだろうか。
進みが、めっちゃ遅い。
話がすすまないなー。
だから、時間をゆったりと味わう。漫画の中で。
一度、その遅さに耐えきれず離れたりしましたが
やはり、おもしろい。

ただ、おもしろいけれど
じゃあ、読後に何が残るか、というと
何も残っていない。
たぶん、最後まで読んで大きな何かが
心に残るんだと思うけど。
自分の生き様と照らしてみる、とか
勇気をもらう、とか
そういうものではない。
高度なエンターテイメントとして楽しんでいる。
でもね、
読んだあとに、何かしたくてたまらなくなったり
胸たいっぱいになったり
たまらなくなったり
そういう、胸にせまる漫画が読みたい。
スラムダンクの時に感じた
あの毎週震えるような。

ホーリーランド 17 

ホーリーランド 17 (17) (ジェッツコミックス)ホーリーランド 17 (17) (ジェッツコミックス)
(2008/04/28)
森 恒二

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マイをさらうという卑怯なやり口を知り
怒りにもえ、ユウのもとへ戻るショウゴ。
ずっと孤独だったゆえに
ショウゴへの気持ちがゆらがなかったユウ。
その友情の厚さと確かさに涙するのです。
マイを守るために、自分の身を犠牲にしたユウをみて
竜を半殺しにするショウゴ。
ああ、やってしまった。
でも、自分の身をも省みず
仲間のためにやってしまうショウゴは
やばいんだけど、安心する。
やっとかえってきた。
そして、ユウも、マイを危険な目にあわせたヤツラを
決して許さない。
許さないユウに、ひかれてしまう。
きっと、その暴走は、マイと遠ざかる。
ユウがより孤独になってしまうのだろうか。
次巻が最終巻。
ながすぎず、よい展開だ。

桜蘭高校ホスト部 12 

桜蘭高校ホスト部 12 (12) (花とゆめCOMICS)桜蘭高校ホスト部 12 (12) (花とゆめCOMICS)
(2008/04/05)
葉鳥 ビスコ

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馨が光から離れなければ、と決意して動くことで
終わらないかに思えたホスト部の楽しい日々の
終わりを予感させる展開。
あうあう。さみしいよう。
この空間でこの人たちとずっと一緒にいたいと思っても
おわりがきてしまう。
そんな現実をしっているから、忍びよるさみしさが
自分の中の寂しさを思い出させる。
環の悲しさとか寂しさとか強さとか
本当の環を知って
とうとう、胸がときめいてしまうハルヒ。
しかも、そのときめきの正体が本人わからないときた。
あああ。萌える〜。
環先輩にどきどきして
しかもそれがなんだかわかってない
ハルヒに、こっちがどきどきするよ〜。
ヒカちゃんの玉砕が目に見えているので
次巻がこわいしせつないです。
泣くんだろうなあ、私。

オトメン 5 

オトメン(乙男) 5 (5) (花とゆめCOMICS)オトメン(乙男) 5 (5) (花とゆめCOMICS)
(2008/04/18)
菅野 文

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永遠に続く学園ループ物語になるのかな?
と思ったら
最後の最後に、なにか意味ありげな人が登場。
大きく話が動きそうな予感で終わります。
そのまでに、それぞれのキャラをひきたてる
いろいろなエピソードが。
男どもに比べて影の薄い都ちゃんも
ミスコンにでることになって、ちょっと活躍。
一番すきな話は、橘君が漫画賞を受賞するやつです。
だてに少女漫画家をやってるわけではなく
少女漫画のすばらしさをわかりつくしてるからこそ
自分の正体をさらしてはいけない、と悩むあたり
その誠実さに、キュンとしたりして
いいキャラだなー、と思うわけです。
絵があまりに美しい男子を鋭く描いているので
彼等の乙女ちっくぶりのギャップが
生きてくるんですね〜。
たまらない作品です。

本屋の森のあかり 3 

本屋の森のあかり 3 (3) (講談社コミックスキス)本屋の森のあかり 3 (3) (講談社コミックスキス)
(2008/05/13)
磯谷 友紀

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昨日読んだ続きです。
今日も本屋によったので、続きを買いました。
3巻は、より、それぞれの登場人物の内面にスポットをあてていて
感情移入できる割合が高くなってました。

定年退職を前に絵本への情熱を示す大山さん。
漫画売り場という自分の牙城に閉じこもっていたことに気づく紀子ちゃん。
本への愛情にあふれる寺山副店長のあとをひきついで
葛藤しつつ自分の道を固める緑君。
それぞれの悩みや思いが
自分の中のどこかと重なります。

軽やかに生きることはむずかしくて
いつも同じところで悩んだり迷ったりして
同じ場所にいるようで、少し進んでいる。
そんな自分と、この漫画の中にでてくる人たちの
歩く早さが近い気がして、なんだかほっとします。

それが、本屋の森のあかり、なのかもしれない。
同じあかりの下で同じ早さで歩く、ような。

想いをつのらせたあかりちゃんが
玉砕する場面もあって
副店長の断るセリフが、また
とても副店長らしくていいのです。
たぶん、この副店長さんは
人より何より、本をみてしまうんだろうな。
そういうところ、人より2次元にダイブしてしまう私と
これまた、重なってみてしまう。
わかりますよ、副店長。
いずれは、人に目をむけるようになっちゃうのかなー。
今のまま、人と距離を保ったままの副店長でいてほしいのは
同族をみていたいわがままでしょうか。

本屋の森のあかり 2 

本屋の森のあかり 2 (2) (講談社コミックスキス)本屋の森のあかり 2 (2) (講談社コミックスキス)
(2008/01/11)
磯谷 友紀

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帰り道、本屋によったので
何か漫画を読んで帰りたく
すっごく探して見つけた一冊。
でてたんだ、3巻まで・・・。
とりあえず、2巻購入。
帰りの地下鉄で読むですよ。平気ですよ。

ほのぼのとした本屋の森へいざなわれる。
やはり、副店長の
穏やかな、笑顔の、本だけ夢中の、もの静かの
そして、めがねの〜っ!
そのあたりがぐっとたまらんですね。
副店長あってのこの作品。

私は「千一夜物語」が一番好きでした。
ある態度の悪い女性人気作家が10年前に副店長と実は懇意になっていた。
その関係が気になるも
実は本の事しか頭にない副店長は
彼女の口から紡がれる物語だけに心を注ぐ。
自分ではなく「物語」しか見てないことに
ショックを覚えた10年前の女性作家。
その姿の刹那さが
なんだか共感してしまって、一番胸にしみたのです。
もう私は、あなたに語る物語すらもっていない。
枯渇する恐怖を抱えつつも
やはり物語を紡ごうと決意するその強さは
惹かれるものです。

本と本屋を愛する人なら
この漫画の中にでてくる人たちの
本への愛情にうなづいてしまう、
そんな漫画です。