GIANT KILLING 1 

GIANT KILLING 1 (1) (モーニングKC)GIANT KILLING 1 (1) (モーニングKC)
(2007/04/23)
綱本 将也

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壮快なサッカー漫画。
弱いチームを強くする若い監督タツミ。
昔離れた日本のチームを変えるために、戻ってきた。
しかし、チームを捨てたタツミは、すんなりうけいれられない。
でも、彼の明るいキャラクターと絶大な自信によりひっぱられるチームは確実に変化する。
タツミのキャラのよさが、なんといっても際立つ。
根拠のない自信ではなく、
確実にチームを変えてくれる期待をもたせてくれる言動。
わくわくさせてくれる漫画。

海街diary 1 

海街diary 1 蝉時雨のやむ頃海街diary 1 蝉時雨のやむ頃
(2007/04/26)
吉田 秋生

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吉田秋生は、日常の生活のちょっとした気持ちを拾い上げるのが抜群にうまい。
名作、河よりも長くゆるやかに、だったり、桜の園、などでおなじみ。
鎌倉の一軒家でくらす3姉妹のもとへ
家族を捨てて昔でていった父親が亡くなったという知らせがはいる。
その葬儀へ出ることで物語がはじまる。
もう、そう聞いただけで、ああ、なにかあるのね、と期待させてくれる。
その、なにか、は
特別な事件ではなくて、
自分たちを捨てた父へのそれぞれの思いを
ふりかざすことなく、冷静に描いてくれるんだろうな、という期待。
期待通りに、出席した次女と三女は、あまりに幼すぎて父の記憶も薄く
なんの感情もないなあ、と淡々としている。
ただ、そこで暮らしていた自分の感情に溺れる現在の妻や
3姉妹の母と現在の妻の間にさらにいた女の子供を観察する目に
ひきこまれていく。
その子供は、中学生なのに、現在の妻(中学生からみたら血のつながりのない)より精神的に大人で
葬儀の席でも、あれこれ気をつかう。
読者もやってきた二人も、その子があまりに大人であるがゆえに不憫で
気をもんでしまう。
そこに、父を拒絶し、葬儀には出ないといっていた長女が現れる。
長女って、しっかりしてるんだよな。
そういう性格づけも、うまい。
そして、長女が、その中学生を子供に戻してあげるのだ。
ああ、なんて、うまい。
なんて、胸にくるんだろう。
親のことを考えたり、自分が中学生だったころを思い出したり。
吉田秋生の描く感情は、自分の中のいつかの感情に重なる。


妄想少女オタク系 1、2 

妄想少女オタク系 1 (1) (アクションコミックス)妄想少女オタク系 1 (1) (アクションコミックス)
(2006/04/12)
紺条 夏生

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もー、すっげー好き。この漫画。
主人公のメガネオサゲ浅井は、オタクで腐女子。
自分をいじめていた松井まで、実はオタクだったことが判明して
腐女子パワーアップ。
オタクまっしぐらの浅井と
オタクと一般人を使い分けられる松井と
純粋なる一般人の美男子二人との
ずれたり寄り添ったりする様子がもう、たまんない。
オタクの思考回路は、一般人には理解不能な部分あるからなー。
そこ、うまくついてるんだよ、この漫画。
浅井がかわいーんだ。
自分の好きなものに純真で、迷いがなくて。
阿部のこと好きになった気がしたときの言葉が
「カヲル君。
あたしのこと、シンジ君ってよんでいいよ」
それは伝わりません。
どうしても、事象を漫画やアニメにすりよせて
その台詞や場面で表現してしまう。
ああ、私の脳内もそうだわ。
わかる、わかる、であり、彼女たちの恋愛はドリームでもある。

フラワー・オブ・ライフ 4 

フラワー・オブ・ライフ 4 (4) (WINGS COMICS)フラワー・オブ・ライフ 4 (4) (WINGS COMICS)
(2007/05)
よしなが ふみ

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漫画って、こんなに細やかにいろんな気持ちを描けるものなのか、と
胸がいっぱいになった。
他人の気持ちって、わかるようでわからない。
そこに悩んだり、うれしくさせられたりする。
その微妙な感じを、いろんな人について、それぞれ丁寧に描いてるのが
すごい。
しかも、少ないコマ数だったり、少ない会話の中だったり。
死ぬのがコワイという思いを、結局だれにもいえず
裏切られた女を勢いで殺そうとしていた真島の前で
大泣きして、でも、その理由は言わずに
それでふっきってしまう。
真島も、なにもきかず、そんなハルのそばにいて
気持ちを沈める。
どっちも、自分の感情を相手にぶつけないその、美しさ。
実際、そうやって、生きていたのかもしれない。高校の頃。
すごく、他人に気遣っていたっけなあ。
今以上に。
フラワー・オブ・ライフという意味を
英語の訳をしてるハルによって
読んでいる私たちも知る。
そのせつなさ。
花のように、もしかしたら美しいままちってしまうかもしれない
こわさ。
一生懸命いきている、彼等。
なんだか、心のそこで、愛しいという気持ちがわいてきた。